はじめまして。

デザイン事務所の「株式会社風光/hoocica(フーチカ)」です。
白樺派の美術同人誌「光風」を由来とし、
「風=フー」と「光=チカ」と読みます。

私たちが大切にしているものは「空気」です。
例えば、たった1枚の名刺でも、大きな会社の広告でも、
その制作物が持っている/持つべき空気があります。
私たちは、その空気に、色や形や大きさ、表情などを加えて、
しっかりと感じ取れる「風」や「光」に変えていきます。
何もない空間に美しい生活を。

会社概要

社名
株式会社風光
代表者
代表取締役 家常善光
創業
2008年6月
設立
2010年12月24日
資本金
300万円
従業員数
3名
事業内容
グラフィックデザイン企画制作会社
営業品目
印刷物のグラフィックデザイン、印刷
webのグラフィックデザイン、コーディング
イラストレーション
パッケージデザイン
展示・店舗の空間デザイン会社概要

沿革

2008年6月9日
開業
2009年9月17日
高田にてhoocica設立
2010年11月7日
事務所を南池袋に移転
2010年12月24日
株式会社風光設立
2013年11月30日
雑司が谷に移転

デザイナー紹介

家常 善光 Yoshimitsu Ietsune

代表取締役社長/アートディレクター
1978年生まれ、慶應義塾大学、文化学院デザイン科卒業
かげわたりギター・ボーカル

メッセージ
見えるものすべてを美しくすることができる!

「グラフィックデザイナー」について何も知らずに、この世界に飛び込んだ頃、僕はとてもドキドキしていた。横浜の小さな広告代理店でカーディーラーのチラシを作る仕事から僕のデザイナー人生は始まった。デザイナーといえば、ファッションデザイナーしか知らなかった。人生初の自分の名刺の肩書きの欄に「デザイナー」と印刷されているのを見て驚いた。何も知らないし、何もできなかったから、とにかく大きな声を出して、とにかく一番に電話に出て、毎日毎日、朝日を見ながら原付で帰っていた。ある時、チラシのプレゼントコーナーか何かにイラストを描いたら、お客さんが喜んでくれた。自分の作るもので誰かが喜んで、お金まで稼げる! こんな素晴らしい仕事があったのか! と感動した。それまで一人で絵と詩と音楽ばかり作っていた自分と社会が繋がる可能性を感じた。

あらゆる物事が刺激的で、いつも頭の中でチリチリと音がしていた。いっぱいっぱいのハードディスクみたいに。休みの日、時間があれば本屋に行って立ち読みの日々。買うお金はなかった。葛西薫さんのデザインワールドを知った。僕が絵で表現したいこと、詩で表現したいもの、それと同じ様な「空気」を感じた。その空気は「余白」だ。余白を作ることに夢中になった僕は、情報を詰めまくるチラシの仕事の中に、何とかして余白を入れようとしては先輩に怒られ続けた。ある日、エアロパーツのカタログを作る機会が巡ってきた。チラシが専門の先輩たちにとっては余計な仕事でしかなかった。チャンスだ!僕は先輩にうまく交渉してカタログを作らせてもらえた。そこで思いっきり「余白」を楽しんだ。師匠は葛西薫さん。没頭した。そのカタログを作り終わった時、僕は、グラフィックデザインの道で生きていくことを本気で考え始めていた。

横浜生活の最後の頃、もう何の用事かは覚えていないけど、会社の先輩と東京に車で出かけた。横浜に向かう車の後部座席でボーッと街を眺めていた。大学に進学して東京に出てきた時、灰色のビルが立ち並ぶ風景にぞっとした。これから僕は、この東京で生きていこうとしているんだなあと街を眺めていた。横浜に着いて、高速道路から降りて街中に入っていこうとした時、赤や黄、様々な色の看板がわーっと目に入ってきて、僕は気がついた。もし、僕が一人前のデザイナーになれたら、この街の見えるものすべてを美しくすることができる!

あの頃の気持ちは、オッサンになった今でも色褪せない。僕はまだまだ道の途中だ。やる気満々で行こうじゃないか!

2018.1.11 家常善光

茂木 絵里香 Erika Moteki

グラフィックデザイナー 2010年入社
共立女子大学卒業、二児の母
演劇もやっていました

メッセージ

小さい頃から絵を描くことが好きで、ものを作る仕事につきたいと考えており、広告代理店でのフリーペーパーの編集アシスタントを経て、hoocicaに入社しました。

初めて事務所を訪問した時に、メンバーがmacの空き箱を椅子代わりに座っていたのが印象的でした。また自作の歌を突然歌い始める食事会も衝撃的でした。

色々なものを一から作ったり集めたりしてhoocicaは作りあげられており、戸惑いながらも楽しい毎日を過ごしています。また子供も産みつつ、人間を育てながらの生活のクリエイティブさにも刺激を受けています。

hoocicaでの仕事内容は多岐にわたり、クライアントや作る内容も色々と変化していく油断の出来ない業務内容です。そんな私たちに興味を持っていただける方はぜひ声をかけていただけると私たちはとても嬉しいです。お待ちしております。

2018.4.9 茂木絵里香

山本 愛 Megumi Yamamoto

グラフィックデザイナー 2015年入社
東京音楽大学卒業・同大学院修了
うたもうたいます

メッセージ
「きれい」がもたらすこと

仕事がうまくいかなかった。あのひととうまく話せなかった。理由もわからずなぜだか疲れた。そんな重たいある日の帰り道、古本屋さんの前でふと立ち止まりました。高級な和紙のような金色の表紙に墨一色で描かれた孔雀が佇んでいる、ひとりの日本画家の画集が目に入ったからでした。

「こんな豪勢で堂々とした装丁が施されるなんて、一体どんな画家なんだろう…!?」

今まで全く知らなかった画家の名前が浮き彫りになっているその画集を、気づけばレジまで運び、移動する電車の中で広げていました。わくわくしながら作品や画集そのものの「きれい」を眺めていたら、それまでの重たかった色々がどうでもよいものに変わっていました。

「きれい」ってすごい。全然知らない人の画集でも思わず手に取ってしまう。嫌なことから解放されてしまう。世界に少しだけ「きれい」が増えたら、誰かが少しだけわくわくする。そんなプラスのくり返しが続いたら、なんてハッピーなのだろう。そんな「きれい」が作れたら、どれだけわくわくするのだろう。

しかしいざ作る側になってみると、じゃあ「きれい」って一体なんだ?とこれまた壁にぶつかるのです。憧れだけでは世界は変わらないらしい…。そんなことをぐるぐると考えながら色々なことに悩んだり、迷ったり、楽しんだりしながら日々を生きています。

2018.3.1 山本愛